赤ちゃんが誕生すると出産祝いを、また出産祝いをいただいたらお返しに内祝いをそれぞれ贈ることになります。
何をいくらぐらいで贈れば失礼にならず気持ちが伝わるのか、頭の悩ませどころです。
でも大丈夫です!
今回は、出産祝いを贈る側もお返しをする側も悩まないように、タイミングやマナーも押さえて、お祝いの相場や適した贈り物の例をお伝えします。
これを読めば、もう安心です。
大前提!出産報告のタイミングについて
両親や兄弟姉妹など身内にはすぐに知らせた方が良いです。
親戚や仲人、友人知人には退院後落ち着いてから報告するのが一般的です。
目上の人への報告は手紙でするのが本来理想的ですが、やむを得ずはがきにする時は「はがきで失礼いたします」と添えましょう。
現在はメールもありますしFacebookやLINEなどSNSの利用が増えているので、本来のマナーを理解した上で上手に文をしたため、タイミングを見て柔軟に報告していきましょう。
出産祝いを渡すタイミング
出産報告を受けた人はお祝いを考えます。
まずはお祝いするタイミングを押さえましょう。
誕生7日目のお七夜の後から産後1ヶ月以内に手渡しか発送が望ましいです。
出産直後1週間は妊婦さんの疲れもあるので避けるのがマナー。
出産祝い相場、金額について知ろう
お祝いする側にとって、ここがもっとも頭の悩ませどころです。
相手との関係性で相場は変わりますので以下の当てはまるところを見てくださいね。
親しい友人→10,000円。
または10,000円/人をグループでまとめて渡します。
知人→3,000(~5,000)円/人
グループでまとめて渡す場合が多いです。
同僚→3,000(~5,000)円/人
グループでまとめて渡します。
後輩、部下→5,000~10,000円。
何人か分をまとめて渡しても良いです。
上司→5,000~10,000円。
職場によっては数人分をまとめて渡すこともあります。
いとこ、甥、姪など親戚→10,000~20,000円。
兄弟姉妹→贈り主であるあなたが独身なら10,000円、既婚なら30,000円が相場です。
仲の良い間柄だとこれ以上の金額を奮発する人もいます。
2人目以降の出産祝いも1人目と同様の相場金額にしましょう。
2人目以降だからといって減らすと禍根を残すこともあり得るからです。
現金を渡す場合に注意したいのは、まとめた現金総額が4や9になると死や苦を意味することから40,000円と90,000円は避けるのがマナーです。
ちなみに双子への出産祝いは、1人分と変わらない相場金額か少し多め~1.5倍程度です。
もちろん2倍でも構いませんが、相手との関係性を考えて判断しましょう。
相手と親しい場合は、現金と品物を組み合わせて相場に合うよう贈る人もいるようです。
出産祝いの書き方、包み方
次は渡す時の体裁についてです。
出産祝いに適した御祝儀袋を用意し、濃い墨の毛筆または筆ペンで表書きを書いていきます。
表書き
上半分の真ん中の位置に縦書きで「御出産祝い」「御祝」「祝御出産」のいずれかを書き、下半分の真ん中の位置に縦書きであなたのフルネームを書きます。
連名の場合は並べて書きます。
水引き
紅白のリボン結びの御祝儀袋を用意する。
中袋
特に指定の枠の印刷がなければ表に縦書きで「金 参萬円」「金 五千円」などと漢字で書きます。
旧字体でなくても可。指定の枠があればそれに従い、横書きなら1.2.3などのアラビア数字で書きます。
中身のお金
新札を用意し、お札の顔が表に来るように入れます。
手渡しする場合
おめでたいことなので赤やピンク系の袱紗に包みます。
出産祝いの人気商品
出産祝いを品物で贈る場合は、育児で必要なものが多いので選択がとても悩ましいものです。
喜ばれるのはステイ(よだれかけ)、オムツタワー、絵本、布や木製のおもちゃ、現金に近いですがギフト券、生後すぐ使えるロンパースや肌着といったキャラクターものではない新生児服、好みを知ってるママならママへのねぎらいグッズ、ベビーカーや抱っこ紐です。
出産祝い 2人目にはこれがおすすめ
2人目以降の育児は大変になるのと、上の子が新たな家族に戸惑ってしまっていることも考えられます。
ですので、その点を考慮した品物が喜ばれます。
例えば、上の子とペアのアイテムなら、お揃いなので上の子のご機嫌も良くなります。
新しい赤ちゃんと、上の子のプチギフトをそれぞれ贈るのも一つの手です。
他には、数回だけなので自分では買いにくいハロウィンやクリスマスなどのイベント洋服も思い出作りに役立ち、贈られた人も報告してくれるでしょう。
育児の手間が増えるので、寝かしつけグッズといった育児を楽にするグッズもおすすめです。
内祝いについて知ろう!
出産祝いをいただいた人は、お返しを考えるもの。
でも現実は、出産後の予想以上の忙しさで考える余裕はほぼありませんので、産前から候補を挙げておくことをおすすめします。
それでは内祝いのマナーとタイミングも押さえて、ありがとうの気持ちが伝わり喜ばれるギフトを選びましょう。
そもそも内祝いとは?
お祝いに対するお返しです。
本来の意味は、自分の家(=内)に慶事があったので、自発的に喜びを形にして周りにも分かち合って一緒に祝ってもらうもので、お返しの意味ではありませんでした。
現代は、内祝いとはお返しと捉える人がほとんどです。
もしお祝いの前に内祝いが届いたら、本来の意味の内祝いなのだと考えましょう。
内祝いのタイミング
内祝い品を贈る場合、いただいてから3週間~1ヶ月以内に贈りましょう。
ただし、お礼状を出すのはいただいてから3日以内にお礼を伝えるのがマナー。
内祝い相場、金額
いただいた金額の半分程度をお返しする半返しか、3分の1程度をお返しする3分の1返しが一般的です。
カードや挨拶状を必ず添えましょう。
会社組織全体からの出産祝いに内祝いは不要です。
内祝いののし紙の書き方
出産祝いののし(御祝儀袋)と似ています。
表書き
上半分の真ん中の位置に縦書きで「出産内祝」「内祝」のいずれかを書き、下半分の真ん中の位置に縦書きで赤ちゃんの名前を書きます。
苗字は不要です。
内祝い人気商品
赤ちゃんのお披露目を兼ねてホームパーティや会食をする方法があります。
それ以外の方法で品物で内祝いを贈る時には関係性に合わせて適したものを挙げておきます。
職場からグループでいただいた場合は、個々に行き渡るハンカチやタオルなどの日用品、または配りやすいお菓子などを選ぶのが良いです。
友人のグループへの内祝いは個々に贈るか、手渡しでも構いませんので、好みにあったスイーツやグルメがおすすめです。
例えばお祝いされた赤ちゃんの体重分のお米なら、出産祝いを送った側も赤ちゃんの様子を思い浮かべられるので喜びを分かち合えますね。
他に、パスタセットであれば老若男女の食べ物の好みに合わせやすいことが多く間違いがないグルメギフトです。
子供のいる友人なら高品質のタオル類や、好みにあった化粧品グッズも候補に入れてみましょう。
趣味をよく知っている相手に贈る場合は、趣味に沿ったギフトを選びましょう。
好みがはっきりわからない相手には品質の良い有名ブランドを選べば間違いがありません。
出産祝いと内祝いのマナーと定番まとめ
贈り物を選ぶ時は相手の喜ぶ姿を想像しながらなので、楽しいものです。
色々な商品が出回っているので決めかねることも多いでしょうが、迷った時は奇をてらうよりも定番を選びましょう。
職場から出産祝いはナシという所もあり、必ずお祝いがあるわけではありませんので舞い上がりすぎないで冷静に対応していきましょうね。
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