赤ちゃんが生まれたら学びのスタートです!
おもちゃや絵本を通して遊んで楽しむことで、赤ちゃんの知能が磨かれます。
今回は「最初が肝心!」と意気込むパパママに向けて、知育玩具を選ぶコツとおすすめ知育玩具を紹介します。赤ちゃんが楽しそうにすくすく成長するのを見ることができるはずです!
月齢別に、ピッタリな知育玩具を生後0ヵ月から順に選び方のポイントと共に紹介していきますので、参考になれば嬉しいです。
赤ちゃんの成長に応じて何が必要か?生後0~1か月頃
0〜1ヶ月頃の赤ちゃんは、自分の意思ではなく反射で体が動く段階です。
聴覚はほぼ完成しており、聞こえてくる方向がある程度分かります。視力は0.02程度で明暗のくっきりしたものが見えるレベルです。具体的には20〜30cm程度の距離が見えるレベルです。
ママの匂いと声に安心し、五感で周りの世界を感じ取っています。
たくさんの時間を過ごすママの快・不快に敏感ですので、ママ自身がリラックスできるようにしましょう。知育玩具の選び方も同様です。
赤ちゃんへの知育玩具の選び方は?
パパママが心から楽しいと思えるものを選ぶようにしてください!
笑顔で一緒に親子で遊べる時間が赤ちゃんは大好きで、どんどんやりたがります。
反対にパパママはあまり好みじゃないけど子どものためにと思って選んだ玩具だと、案外赤ちゃんに伝わって赤ちゃんも楽しめません。
もし赤ちゃんがすぐに飽きちゃったとしても、叱ったり悲しい顔をしたりしないでくださいね。パパママの顔色を伺って同じことしかやらなくなったり、チャレンジしなくなったりしてしまうからです。
五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の発達において、知育玩具で伸ばせるのは主に視覚、聴覚、触覚です。
見て分かりやすく、聴いて面白い、触って楽しい知育玩具を選びましょう。また赤ちゃんは何でも口に入れて確かめるので、舐めても安全で衛生的な素材が重要です。
先輩ママも多数愛用!オススメの知育玩具は?
生後0ヵ月からおすすめな知育玩具その1「オーボールラトル」
多くの先輩パパママに支持されているおもちゃです。
柔らかくて赤ちゃんの手で掴みやすいのと、動かすとビーズの音がするので、興味を持ちながら握力アップが望めます。
赤ちゃんが大きくなっても工夫次第で遊び方のバリエーションが増やせるのも特徴です。
例えば、ボールに何か布を入れて取り出そうとすることで指先の動作の発達を促せます。ボールの中に、鈴やビーズを入れた風船を入れて膨らませると色んな音が聞こえて赤ちゃんの耳を刺激します。
シャボン液にボールをつけて吹くと口周りの筋肉を使うことにも繋がるのと、誤飲防止にもなります。
生後0ヵ月からおすすめな知育玩具その2「6WAYジムにへんしんメリー」
6通りの遊び方ができ、長く使えて先輩パパママに人気の知育玩具です。
ベッドに設置してベッドメリー、床に置いてフロアメリー、ベビージム、つかまり立ちを助けるジム、寝かしつけ時の明るさ調節もできるナイトランプ、プーさんなどのハンドトイの6通りです。
ゆっくり動くメリーの動きは赤ちゃんが目で追いやすく、胎内音から子守唄を含む20曲内蔵で耳からも楽しめます。
プーさんなどのキャラクターの小さなラトルは赤ちゃんがしゃぶっても洗えます。
生後0ヵ月からおすすめな知育玩具その3「純国産おこめのつみきいろどり」
お米の香りがする積み木です。安全性が高いという先輩パパママが多いです。
優しい色合いの積み木は、食品に使われる着色料で色付けしてあるので舐めても安全です。
お米の香りがするからといって、実際に食べられませんので悪しからずご了承ください(笑)。
積み木自体が軽く、積み木特有の大きな音がしないので、大きな音を出したがる赤ちゃんはもしかしたら物足りない反応をするかもしれません。
ただ、赤ちゃんは嗅覚、味覚も含めて五感をフルに使えるのでおすすめです。
生後0ヵ月からおすすめな知育玩具その4「純国産お米のらっぱいろどり」
おこめのつみきと同じくお米の香りがし、無塗装で舐めても安全なラッパです。
おもちゃとはいえ楽器ですし、口につけて吹くため唾液が溜まります。パパママが定期的にお掃除してあげましょう!(掃除しないと音が出なくなるのと不衛生です)。
吹いても吸っても音が出るので赤ちゃんが色々いじってる姿が可愛いです。たくさんリアクションしてあげるといいですね。
生後0ヵ月からおすすめな知育玩具その5「めくってモー!おでかけ布えほん」
単なる布絵本と侮るなかれ、赤ちゃんの目に分かりやすいカラフルさと、おでかけ用に着脱リングもついて、振ると音が鳴る牛のラトルもついてきます。
布の感触も楽しめて、お得なお値段ともあり先輩パパママのお財布に優しい絵本です。
登場する動物の名前を教えてあげながら読めますし、セリフがないので毎回セリフを変えて読み聞かせもできるので親子コミュニケーションしながら遊ぶのに最適です。布なので舐めても洗えます。
生後0ヵ月からおすすめな知育玩具その6「FABLER BJORN」
赤ちゃんが生まれたらまずぬいぐるみの購入も考えるでしょう。
このぬいぐるみの柔らかい感触と赤ちゃんに手頃な大きさが先輩パパママに大人気です。
ふわっふわで赤ちゃんが握りやすく軽いです。赤ちゃんは、握ることで握力がつき、力の加減を覚えていけるのでとても良いぬいぐるみです。
汚れたら洗濯機で洗えますし、子どものお友達遊びにもなります。
知育玩具は種類が豊富で、せっかく買っても時期尚早だったり赤ちゃんに関心を持ってもらえずがっかりしたりする体験をよく聞きます。
今回挙げたものは評判が良いものばかりなので試してみてください!
赤ちゃんの個性によってはすぐに反応しなくても、後から気にいるケースもあるのですよ。焦らず「一緒に笑顔で」楽しんで遊んでみましょう。
赤ちゃんの成長に応じて何が必要か?生後1~3ヶ月頃
赤ちゃんが生まれた後、赤ちゃんは新しい世界のことを次々と発見して知覚していきます。
パパママにとっても赤ちゃんを通して発見の連続ではないでしょうか。
今回は、そんな今しかない赤ちゃんと一緒の時間を、より楽しい親子コミュニケーションの時間に変えるおすすめ知育玩具を紹介します。
迷ったらまずコレを選べば大丈夫です!
生後1〜3ヶ月頃の赤ちゃんは、手足をバタバタさせ、徐々に首がしっかりしてきます。
音の方向は分かるので最初は気になる物を目で追える(追視※)ようになり、やがて頭を動かして見るようになっていきます。
3〜6ヶ月の赤ちゃんは握ったり、物を舐めて匂いを嗅いだりします。そこから徐々に目の前のものに手を伸ばしたり両手で掴むようになっていきます。
5ヶ月頃から「ブ」や「バ」など唇を使った音を発するようになり、だんだん音を繰り返して発音できるようになるでしょう。
6ヶ月を過ぎる頃は簡単な言葉の意味を理解し始めているでしょう。だんだんと豊かになっていく五感で周りの世界を感じ取って成長していきます。
生後1ヶ月過ぎの時期はママに育児疲れが出てくる頃ですが、パパや大人と話をして気分転換を図ったり、時に担当を交代したりしてママ自身がリラックスできるようにしましょう。
※動くものを見て目で追いかけることを追視と言います。自分の意思で目を動かすことは前頭連合野を働かせることに繋がります。
前頭連合野はおでこの裏側にあり、計画したり、予測したり、時間感覚を持ったり、我慢したり、記憶したり…等いわゆる理性的な側面を担います。
ここを鍛えることは今後の人としての成長に有効なので、聴覚はもちろん視覚的にも興味を引く知育玩具を引き続き選びたいものです。
生後3ヶ月~6ヶ月にオススメの知育玩具は?
対象年齢は生後3ヶ月からの、触り心地が赤ちゃんにも大人にも好評の指人形です。
指人形といっても熊くんの手に指は入らないので人形劇のような細かい動きはできません(笑)。
カラフルで柔らか〜くて、動かすと小さく鈴が鳴ります。肌触りが良くて赤ちゃんが舐めたりベタベタ触って汚れたりしても洗えます。
Combi製品なのも安心感が持てますね。
生後3~6ヵ月におすすめな知育玩具その1「アヒル隊長おふろでガラガラ」
対象年齢は生後4ヶ月からの、お部屋でもお風呂でも遊べるガラガラです。
お部屋ではガラガラ、お風呂では水につけるとガラガラの下から水がチョロチョロ出るので、赤ちゃんの興味を引きます。
どうして水が出るのか触って確かめて好奇心をくすぐられることで、赤ちゃんは自然に考えるようになるでしょう。
お風呂の水を飲まないように見張る必要はありますが、見た目も可愛いのと赤ちゃんのお風呂嫌いを直すために購入する先輩パパママも多い商品です。
生後3~6ヵ月におすすめな知育玩具その2「ゆらりんタワー」
対象年齢は生後6ヶ月からの、カラフルな輪っかを積み上げるタワーです。
おすわりができるようになってから遊べます。輪っかの大きさが異なるので目で確かめながら、グラグラする台に通して遊べます。
最初は積み上げる動作をせず赤ちゃんには少し難しいかもしれません。
積み上げる楽しさが分かると、おすわりが長くできるようになっていき集中力と思考力、徐々に記憶力を使っていく知育玩具です。立って歩くようになる頃には輪投げ遊びにも使えます
生後3~6ヵ月におすすめな知育玩具その3「ツイン・ラトル」
対象年齢は生後6ヶ月からの、ニコちゃんマークのようなお日様が2つ繋がってクルクル回るラトルです。
片手で持つと、持ってない方のお日様がクルクル回るので自然と両手を使って物を持つ動作を促します。
持って遊ぶうちにだんだんと手先を上手に使おうとチャレンジしていくでしょう。歯固めにもちょうど良いです。汚れたらウエットティッシュで簡単に拭き取れる点でお手入れが楽です。
最初のおねんねの時期から、目で追えるようになって、だんだんと手を使って遊ぶようになり、おすわり姿勢を持続できるようになってくる時期。
こんな時にパパママが焦らずとも自然に発達を促してくれる知育玩具は貴重です。
赤ちゃんの個性によっては大人の意図通りの反応がなくても、一緒に動かしたりしてあとは赤ちゃんの創造性に任せてみましょう。
大人も「一緒に笑顔で」を忘れずに!
赤ちゃんの成長に応じて何が必要か?生後7~10か月頃
離乳食をそろそろスタートしている子も出てくる生後7ヶ月以降の赤ちゃん。
生まれた時から持つ探究心がますます表に現れて、大人から見たら面白い動きや、意味の分からない繰り返し運動をする子が出ていることでしょう。
続いては、体の発達が徐々に進んできた7ヶ月8ヶ月9ヶ月10ヶ月頃におすすめの知育玩具を紹介します。
赤ちゃんの頭と体の発達の助けになるでしょう。迷ったらまずコレを選べば大丈夫です!
一般的に、赤ちゃんの体は上半身から先に発達していきます。
月齢毎の様子をまず簡単に紹介!
生後7ヶ月頃の赤ちゃんの様子
さらに体が発達し、短時間のお座りができる子や、寝返りしながら室内移動をする子などが出てきます。
手の動きも発達してくるので、両手を動かして起き上がったり、片手から別の片手に持ち替えたりすることもあります。
記憶力が発達して人見知りをするようになり、何か声を出して伝えようとすることも出てくることもあるでしょう。
生後8ヶ月頃の赤ちゃんの様子
体の動きが面白くなり、お座り時間が長くなります。
1日の生活リズムが整ってくるので、手や顔を拭いたりして日常生活のパパママのやり方を見せておくと真似をしたがるでしょう。
おもちゃ以外で、大人が触る物を自分も触りたがるのも真似の一つです。
出来るだけ目の届くところで使わせてあげましょう。
生後9ヶ月頃の赤ちゃんの様子
おすわりが安定しはいはいする子も増えてきます。
はいはいのやり方に個性が出ます。体の動かし方を探求している証拠です。
また記憶力の発達により、人見知りや場所見知りがはっきりし、普段の遊びの続きを予測するようになります。
生後10ヶ月頃の赤ちゃんの様子
はいはいが上達し、つかまり立ちする子も出てきます。
手の発達により、指を使ってもの遊びをすることもあります。
生活リズムが整い、夜にしっかり眠るようになるでしょう。
ママの後追いをしたり、注意を引こうと声を出したりすることも増えます。
赤ちゃんは一番長く一緒に過ごす大人=ママの快・不快に敏感です。
パパや大人と話をして気分転換を図ったり、時に担当を交代したりしてママ自身がリラックスできるように心掛けてくださいね。
生後7ヶ月8ヶ月9ヶ月10ヶ月〜の赤ちゃんにオススメの玩具6つ
五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の発達に欠かせないおもちゃを集めました。どれも長い期間おもちゃとして遊べるのが特徴です。
おすすめ知育玩具その1「スターコマ」対象年齢は7ヵ月~
木製のコマです。
真ん中がぐるぐるしていて周りについた木玉が色とりどりなので赤ちゃんの視覚に入りやすく、触ったり舐めたりします。
舐めても安全なワックス仕様で安心です。
まだ手の動きが追いつかず綺麗に回せなくても少し触れると少し回るので、お座り姿勢を保ちながら夢中で目で追うかもしれません。
木玉がゴムで繋がっていて伸ばすこともできます。
子どもが1歳2歳…と育ってからも、高速で回したり伸ばしたりして楽しめる息の長い知育玩具です。
子どもが飽きてもインテリアになるからととっておく親御さんも多いです。カラー、ピンク、ブルーの3種類あります。
おすすめ知育玩具その2「光るにぎやかドラム」対象年齢は8ヶ月〜
転がせるし、光るし、音は出るしで、子どもの食いつきがすごいおもちゃです。
ドラムがにぎやかというより子どもがにぎやかという親御さんもいました(笑)。
単三電池×3本は別途用意してください。
おすわり時期にはドラム、ハイハイする時期には転がし、立てる時期にはダンスして楽しむ子どもが微笑ましくなります。
子どもの関心に合わせて遊び方が変わるので子どもの成長を感じられると高評価の先輩パパママが多いです。
おすすめ知育玩具その3「ビルディング・カップ」対象年齢は10ヶ月〜
大きさの異なる何の変哲も無いカップを重ねるだけに見えますが、色と大きさの異なるカップをどうやって重ねたらきれいに重なるか考える練習になります。
また、カップをかえして高く積み上げてタワーにするにも考える練習になります。
このことが、遊びの中で色や大きさを認識していくきっかけになります。
カップの裏にひとつひとつ異なる模様が付いているので、粘土や砂の上に型押しして遊ぶこともできて、見た目以上に活用範囲が広く家でも外でも遊べるおもちゃです。
子どもにとっては見た目も鮮やかで視覚的に分かりやすいです。
軽くて丈夫なプラスチックなので汚れても洗える点は親御さんから高評価。
安心して遊ばせられると支持されています。これも長い期間遊べますよ。
おすすめ知育玩具その4「テディ・ゴーラウンド」対象年齢は10ヶ月〜
これも他に紹介したおもちゃと同様に「自分がこれをすれば次はどうなる」かを遊びの中から学べる知育玩具です。
特にこのおもちゃについて言えることは、子どもにとってはハッキリした色味で大きめのおもちゃは、特別感があるようです。
上のボタンを押せば中に入っているメリーゴーランドのクマがくるくる回るだけなのですが、繰り返し遊びが好きな時期の子にはたまらない魅力で、ずーっと遊んでいます。
しっかりしたつくりなので多少のことでは壊れていません。
宝物のように扱う子どもの様子を見て、与えてよかったと感じる人が多いおもちゃです。
今回は動くものをじっくり観察するタイプのおもちゃが多くなりましたが、追視することは今後の子どもの知的成長に繋がるのでどんどん取り入れたいものです。
最初は手助けが必要だったのにいつの間にか1人で夢中になって遊ぶ姿を見て、成長したなぁとパパママはしみじみ感じるようです。
親子コミュニケーションは重要ですから、少し離れた所から見て、子どもがうまく出来たら思いっきり反応していくと良いですよ!