妊活中、妊娠中、授乳中は栄養バランスがとにかく大事!
ただ実際は、理想通りに栄養バランスが取れているか、不安に思う人が多いのも事実です。
葉酸サプリに鉄分サプリ、有機野菜などの食事をこだわる。
などなど様々ありますが、いずれも費用もかかります・・・
どれがあなたに合っているのか?
今回は栄養バランスの取り方に焦点を当てて不安をなくしましょう。
栄養バランスが取れているか分かる場合は!?
鉄分が足りているかは、血液検査をすれば分かります。
例えば妊娠中は、妊婦健診で血液検査をします。
血色素(ヘモグロビン)量の数値が12g/dLより低く、ヘマトクリット値(血液中の赤血球の体積の割合)が33%未満だと貧血と診断されます。
妊活中、妊娠中に摂るべき葉酸については、葉酸検査がないので葉酸が足りているかを数字で確認することはできません。
このように、結果が分かるものと分からないものがあることで、栄養バランスが取れているのか確信が持てず不安に思う人が多くなっています。
サプリで補うべき栄養素と時期をしっかり把握!!
ここで妊活中、妊娠中、授乳中に必須の栄養素を食事で補うべきか、サプリメントで補うべきか、はっきりさせましょう。
葉酸については、妊活中から妊娠15週頃にかけてサプリメントを使って意識的に重点的に摂るべきです。
というのも、妊娠初期の赤ちゃんは細胞分裂を繰り返していて、葉酸はその時期の赤ちゃんの正常な発育に不可欠な栄養素なのです。
また、葉酸は胎児の神経管閉鎖障害(赤ちゃんの先天性疾患で脳や脊髄が正しく成長しない疾患)の発症リスクを抑えます。
妊娠初期は葉酸480μgまで摂取が推奨されます。
もちろん食事からも葉酸を取ることはできます。
葉酸をよく含む食材は、緑の野菜である、ほうれん草、ブロッコリー、モロヘイヤ、枝豆などの他に、レバーやイチゴなどに多く含まれています。
妊娠が判明するのは妊娠6週前後が多いので、妊娠を希望する人は早めに妊娠前から葉酸を意識的に摂るようにしましょう。
妊娠15週を過ぎてからは、葉酸サプリの継続は絶対しなければならないというわけではありません。
はっきりいうと、葉酸サプリメントには高額なものや安価なものなどばらつきがあります。
出産後は、育児グッズや教育費などお金がかかる場面はこれからどんどん増えていきます。
妊娠中の葉酸サプリメントの取り入れ方として、特に必要な時期に集中して摂取することで、長い目で見てお金をかけるべきところにメリハリをつけていく考えも今から必要です。
次は鉄分についてです。
妊活中、妊娠中、授乳中の全ての時期で鉄分摂取は重要です。
時期によって推奨量に違いがあるので押さえておきましょう。
妊活中、妊娠初期、授乳中は10.5~13.5mg、妊娠中期、後期は21~21.5mgは欲しいところです。
食事から摂ることが望ましいですが、妊娠中期、後期は特にサプリメントを使って補った方が良いです。
鉄分サプリを使っても血液検査の結果、鉄剤を処方されることもあります。
日頃から水分もよく摂るようにしないと、せっかく鉄分を補っていても全身に行き渡りません。
妊娠前後は食の改革に乗り出すタイミング!
妊娠すると食べ物や飲み物、生活習慣に注意する点が増えて、これまでの食生活の見直しを迫られます。
妊娠中は忘れがちですが、出産後もそれは続くのです。
育児をするための体力作りと授乳期の母乳への栄養、離乳食の用意という大事なお仕事があるので、妊娠中は食の改革に乗り出す絶好のチャンスでもあるのです!
つわりや、お仕事と家事、家族関係の変化や妊婦さん自身の体調変化など、妊娠期は対応することだらけ。
でも毎日の食事は必ずありますよね。
食の改革といっても、献立の考案や、買い物で食材の調達、調理、後片付けといった一連の作業は、時間も手間もかかるのはわかります。
「そこまで頑張れないよ…」
「料理が得意じゃないし…」
という女性はたちまち困り果ててしまう問題です。
そこでおすすめしたいのは、宅配食材サービスの導入です。
ネットスーパーや、プロが考案した献立に沿った食材セットを届けてくれる所、栄養バランスの整ったお弁当を届けてくれる所、食材以外の生活雑貨も宅配してくれる所など、今は多岐にわたります。
私たちの困りごとをたちまち解決してくれる会社は必ず見つかるはずです。
「栄養バランスの整った食事の用意」のハードルを下げてくれる上、時短とストレスフリー、尚且つ、美味しいとあれば一度体験してみるのはいかがでしょうか?
先ほど「サプリで補うべき栄養素と時期」の項で葉酸を含む食材を紹介しました。
緑の野菜に多く含まれる栄養素なだけに葉酸と呼ばれる…これを、美味しい、かつ、良質な土で育てられた有機野菜で補うことを提案します。
「緑の野菜なんてスーパーに行けばすぐ手に入るじゃん。わざわざ高いお金を出してまで有機野菜を買う必要ある?」と思う方、ちょっとお待ちを。
有機野菜の美味しさをご存じないようですね!
例えば、ほうれん草。
スーパーで通常手に入るほうれん草と比べて、茎がシャキッとしていて葉がみずみずしい緑色です。
通常のほうれん草は炒めるとすぐしなってクタクタになりますが、有機野菜のほうれん草は同じ火加減で炒めてもクタクタにならず、味も濃いのです。
土から吸収している養分が違うのかもしれないと思わされます。
比べてみると感激しますよ!
また、料理の献立を毎回考えるのは本当におっくうです。
手軽な惣菜やお弁当、冷凍食品に逃げたくなる気持ちも分かります。
ですが、ローテーションが決まってくると食事に新鮮味がなくなってきませんか?
今はネットのレシピサイトが充実しているので、調べれば新たなレシピを開拓することは可能です。
ただ、栄養バランスはパーフェクトですか?
プロが考案した献立に沿った食材セットを注文すれば、献立を調べる手間も荷物を運ぶ手間も、買い物に行く時間も、調理の手間も省ける上に、栄養バランスは考慮済みです。
毎日食材セットに頼らなくても、週に1〜2回だけ取り入れると、いつもの自分のレパートリーにない味付けを作れるので、がぜん毎回の食卓に新鮮味が出ます。
美味しいのは当然ですし。
わかりやすいレシピがついているので料理が苦手でも完成してしまうのです。自信もつきます。
プロが考案した献立に沿った食材セットを届けてくれる所、栄養バランスの整ったお弁当を届けてくれる所といえばオイシックス、ヨシケイがおすすめです。
安産への体力づくりの食、産後の母乳と育児体力の食、離乳食、幼児食、育ち盛りの子ども食、パパへのスタミナ食…、それぞれのステージにあったレシピがありますよ。
お金のかけどころはここです!
お金にケチなファイナンシャルアドバイザーの夫もこの点は賛同しており、私自身は妊娠後期からヨシケイの夕食ネット、産後半年からはオイシックスを継続利用しています。
子どもが出来ると外食の機会が減ることもあり、変化を楽しめる宅配食材サービスは本当にオススメですよ。
パパママ協力して調理していると、いつのまにか子どもの手伝ってくれるようになりますし・・・
サプリメントも妊活中、妊娠初期は推奨できますが、費用もかかるのに満足感は得難いもの。
妊娠15週を超えたのであれば、栄養バランスの整った食事をコンスタントに用意することを今から始めてみましょう!
食事の用意ができていると、私たちの日常がラクに回せている「自信」にもつながります。
「妊娠前後の栄養バランス」と上手く付き合うコツは!?まとめ
栄養バランスの充足だけに焦点を当てれば、補いたい分だけサプリメントを摂れば済む話です。
ただ3つ言えるのは、有機野菜を取り入れた食生活は、
①味が美味しい(から家族と会話が弾む)
②それだけこだわって入手している材料だから納得感を持てる
③料理をする時間まで楽しめる
この3点でしょう。
サプリで補う場合①必要な栄養素を自分で調達できている、のみ。味や、楽しみが有機野菜生活と比べて、ありません。
妊娠を期に毎日の食事を見直してみてはいかがでしょうか!?